平成15年度韓国実地視察報告

日韓共同セミナーの打ち合わせ会議 (於釜山大学師範大学)
朴 釜山大学校平生教育院長との会合
羅 釜山大学校芸術大学長

今回の調査は、韓国の総合大学における大学附属教育研究施設の管理運営に関わる人的組織と財務の検討を目的として行われました。学部からは、朴木佳緒留教授、津田英二助教授、池田廣信事務長補佐、水野哲夫庶務掛主任が参加しました。

訪問先は、ソウル・釜山 (大韓民国): 梨花女子大学、附属平生教育院 (社会教育施設)、学生アメニティ施設、西大門刑務所歴史館、釜山大学校 附属平生教育院、師範大学、芸術大学、国際交流課等です。

なかでも主要調査課題となったのは、次の事項でした。

1. 本学部の新しい組織づくりとその運営の参考に資するために上記両大学の平生教育院や学生のアメニティー関係施設を視察すること、
2. 釜山大学校と学術交流について協議すること、
3. 同大学校師範大学との学術交流: 平生教育院では院長他関係者に財政的、組織的、教育的側面について聞き取り調査と意見交換。

また、神戸大学発達科学部と釜山大学校師範大学及び芸術大学との学生の交流に関する実施細則締結に向けた協定書 (案) 作りの確認業務も行いました。両学部の関係者とも交流協定には積極的で、締結の機運が整ったと思われます。

さらに、釜山大学校附属平生教育院が主催する「生涯教育に関する日韓共同セミナー」では、津田英二助教授がゲストスピーカーとして講演を行いました。また、アシアード競技場にあるスカルプチャーパークに設置されている塚脇教授のモニュメントも見学し、写真撮影しました。モニュメントはパーク入り口にあり、立派でした。当日には、釜山大学校は卒業式で、会場周辺は大変華やかな雰囲気に包まれていました。

期間: 2004年2月18日〜21日、4日間。経費: 学長裁量経費。

(文責: 池田 廣信、水野 哲夫)

塚脇淳教授の彫刻モニュメント (スカルプチャー・パーク、釜山)

西大門刑務所歴史館 (ソウル)

釜山の街並

梨花女子大学・図書館 (ソウル)

梨花女子大学・教官研究棟

梨花女子大学・学生ホール

梨花女子大学・学生アメニティ施設

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