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博士課程修了生新刊書紹介

もくじ
  1. 『近代日本における「国語科」の成立過程』
  2. 『戦前日本の高等商業学校における中国人留学生に関する研究』

第1期生の博士論文公刊される!

大学院総合人間科学研究科から博士学位を授与された論文が、この度、日本学術振興会2003年度科学研究費補助金 (研究成果公開促進費) を得て刊行されました。いずれも第1期修了生です。

学術図書ということで二著とも価格が高いですが、3年間で課程博士の取得を目指している大学院生には刺激になる著作だと思います。お買い求めいただければ幸いです。なお、船寄までご注文くだされば、著者割 (2割引き) で入手できます。

(船寄 俊雄: 人間形成論講座)

『近代日本における「国語科」の成立過程』

表紙イメージ

[著] 小笠原 拓 (学文社、2004年2月25日、188頁、税込7,875円)

小笠原拓氏 (現在、鳥取大学地域学部講師) の著書は、日本近代初等教育における「国語科」という教科の成立過程を詳細に追究することを通じて、「国語科」が1900年当時の教育界においてどのような意味を有していたのかという課題意識を解明した力作です。

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『戦前日本の高等商業学校における中国人留学生に関する研究』

表紙イメージ

[著] 王 嵐 (学文社、2004年2月25日、290頁、税込8,925円)

王嵐氏の著書は、清末から日中戦争勃発にかけての商業系留学生を中心とする中国政府の留学政策および派遣の実態、日本側受け入れ政策・事業の考察、留学生教育の実態、さらに留学生の帰国後の状況をも浮き彫りにした労作です。

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